異色のダイビング雑誌DiveLife 発刊開始。

皆さんSNSIと言う団体はご存知でしょうか？
ダイビングをやっている人でなくても聞いたことがある有名なPADIは、アメリカのダイビング指導団体ですが、SNSIは世界的に見ても有名なイタリアのダイビング指導団体です。本記事では、そのSNSIが発刊を開始した雑誌「DiveLife（ダイブライフ）」について、できたてほやほやの今、さっそく紹介していきたいと思います。

スマホの普及とともに、情報入手の容易さから紙からWEB媒体に移行、ダイビング雑誌が続々と廃刊となりついには市場からなくなりました。（※一部休刊）誌面媒体の発行部数はダイビング業界に関わらず大幅に減少しているのが現状です。

その中で、あえてオンラインサービスではなく紙媒体での質の高いマニュアル提供にこだわり、苦境のダイビング系紙媒体で一石を投じるメディアが「DiveLife」なのです。また、ダイビング情報だけでなく、「そうそうこれも含めてダイビングだよね」というダイビング周辺の「楽しみ方」があるのも嬉しいポイントです。

出版元はSNSIジャパン株式会社。
冒頭でも紹介しましたが、イタリアのダイビング指導団体ですね。

DiveLifeは年刊誌なので、年に1回販売される予定。
毎年4月1日が雑誌発売日となります。

SNSIショップ・加盟店（詳細はこちら）もしくは、オンラインでの購入が可能です。

ダイバーにとっていかに有益かを追求し、損得を度外視したダイバーの為の本気の媒体「DiveLife」。中でも特におすすめのポイントを3つ程紹介したいと思います。

1.雑誌ライターでなく、現役プロダイバーが提供する情報

2.ビギナーダイバーにも優しい内容

3.プロダイバーにも欠かせない情報元

それぞれ具体的に見ていきます。

通常、雑誌のライターが現地サービスに出向いて取材を行い、読者の「興味」を元にコンテンツを作成します。

しかしDiveLifeでは、現地を紹介するプロのインストラクターがお客様にポイントを説明するコーナーをはじめ、コンテンツは初級～上級とスキル別に区分けされていることで自分のスキルに合った情報を得ることが可能。次のステップのビジョンが持ちやすい構成となりダイバーの目標設定をサポートする流れとなっています。

なんだか堅苦しくて難しそう…いいえ、そんなことはありません！！
現地で実際にプロダイバーの方がおススメする定番の食事やお店なども紹介。これも「ダイビングの楽しみ」の一つですね。

ライバーたんぽぽさんのCカート取得レポートや、海上保安庁のダイバーをテーマにしたドラマ「DCU」に出演している吉川晃司さんのインタビュー掲載など、読み応えあるコンテンツも魅力的。ダイバー愛を感じます！

「流氷ダイビングができる最南端の地」など難易度の高い情報だけがプロ向けとはかぎりません。ビギナーダイバーへ奨める「ダイビングショップのお店選び」や「おすすめのダイビングスポット」などインストラクターさんがそのままお客様に向けて案内できる情報も見逃せません。

プロからビギナーまで、満足度120%のダイビング情報誌「DiveLife」。今回、紹介したもの意外にも、図鑑顔負けの海の生き物の情報など「知識」の取得ができるのも嬉しいところ。

SNSIジャパン代表の栗山さんは「「DiveLife」はすべてのダイバーに向けたダイビング雑誌。すでにダイバーの入口に立っている人から、スキルアップしたいダイバー、環境保全や上級者だけが挑戦できるポイントの紹介など、ダイバー向けが前提の雑誌です。」とのこと。今後は反響を見つつ来年以降も毎年発刊していく予定とおっしゃっていました。（この本気度をビシビシ感じるのは私だけではないはず！）