ひと昔前は、家族や友人が集まった時の娯楽の定番だったボードゲーム。テレビゲームの登場により人気を奪われた感がありますが、近年ChatGPTなどのAI技術が進化し、これまで人間しかできなかったことをコンピューターができるようになりつつあるなかで「考える大切さ」が見直され、考える力を身に着けるツールとしてボードゲームが再注目されています。
そこで今回は、考える力を身に着けながら海の生き物の多様性や海の魅力について知ることができるおすすめのボードゲームを7つご紹介します。
潜水艦の乗組員となってサイコロでコマを進め、どれだけ多くの宝物を持ち帰ることができるかを競うゲーム。深い場所には高得点の宝物がありますが、戻るのに時間がかかって空気がなくなってしまうため無茶をすると危険。進むか戻るか、プレイヤー同士の駆け引きがカギを握るロマンと冒険に満ちたゲームです。
新種の海洋生物を創造・進化させ、過酷な環境下で生存競争を勝ち抜くことを目指すゲーム。「シナリオカード」によって戦略が変わるのが特徴です。ゲーム後半では「カンブリア爆発」が起こり、生存競争が激化。絶滅を回避し、多くの動物種を増やしたプレイヤーが勝利します。
水中の生き物の名前や豆知識を学習できるすごろくゲーム。 ゲーム盤には生き物の写真が豊富に掲載されているので、水族館の雰囲気を楽しみながらゴールを目指すことができます。2人から4人で遊ぶことができ、ルールも簡単なので小さなお子様と一緒に親子で楽しめるゲームです。
水族館職員やダイビングインストラクターなど海の専門家の協力をえて制作された、身近な海の生き物の生態を楽しみながら学べるカードゲーム。生息地やエサが書かれた60種程度の海の生き物のカードを「食べる・食べられる」の食物連鎖の関係でつなぐことで、自然の営みを肌で感じることができます。
その名のとおり、生命豊かな海へのダイビングをテーマにしたボードゲーム。海を模した美しい透明な海洋シートの上からどの深さに海の仲間たちやサメがいるのかを予想し、いかに速く海を潜ることができるかを競います。
「クジラオルカ」は、ホエールウォッチングを舞台に繰り広げられる情報戦ゲーム。プレイヤーはツアー会社となり、クジラやオルカが出没するエリアを推理して船を出港します。魚の位置を示す「魚群カード」や他の会社が船を出す場所を参考にしつつ、観光客を喜ばせることができるかを競います。運の要素と戦略が勝敗を決するボードゲームの楽しさが詰まった良作です。
そして最後に、そうです。我らが海の仲間たちのカードゲーム。数ある海関連のボードゲームの中で、唯一製品版とともに無料で配信されている海の生き物のトレーディングカードゲームはこのサービスだけ。教材感を完全に排除したこのゲームは、相手のライフ（カードの札）を海の生き物のカードで削り競い合うというシンプルなルールのゲーム。その中で生き物の能力が再現された効果のカードで戦略を練ることができ、コレクション性と奥深さがあるカードゲームとなっています。小学生から大人まで、かわいいイラストで楽しみながら海の生き物について学習できる「トレーディングカードゲーム海の仲間たち」をぜひお試しください！
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