説明
「子持ちシシャモ」として食用魚で知られるシシャモ(柳葉魚)は川で産卵・孵化し、海を回遊し再び川に戻る(遡河回遊魚)が、カラフトシシャモは遡上しない。市場では、このカラフトシシャモ(カペリン)が「シシャモ」として市場にでることが多く、国産となる本当の「本シシャモ」は高価であることから、あまり口にする機会は少ない。
見分け方としては、カラフトシシャモは、細長で赤身が少ないのに対し、本シシャモは体系はふっくらと丸みがあり、薄いピンク色を帯びる。また、鱗の大きさと数が大きな区別点となる。シシャモ同様に栄養価も非常に高く、頭からしっぽまで食べられる為、カルシウム、ビタミン類も逃さず食べられる。
また、本シシャモ同様、カラフトシシャモもオスはメスに対し体色も黒く、尾ひれが大きいため見分けることができる。